仏像修理に長年の実績を誇る工房

クマダは、寺院用の大きな仏像から仏壇用の小さな仏像まで、どのような大きさの仏像の修理も行っています。

大きな伽藍に鎮座する、天井まで届くような仏像の光背の修復も手がけた実績があります。

昔の仏像は殆どが桧造りになっており、年月とともに大型光背が脱落するケースが珍しくありません。

新しく桧の寄木造で大光背を造ることで、寺院そのものの威光がよみがえるわけです。

クマダには熟練した木地師と仏師が在籍しており、自社工場内で大型仏像の彫刻も行うことが出来ます。

仏像は、古来より自然への畏敬や災難回避のため、人々の信仰の対象となってきました。

そうした先人たちの魂を現代から未来へつなぐため、日々、丹精をこめて古仏像修理が行われています。

そこには現代の業が活かされており、木地の風化劣化が少しでも防げるよう塗り薬などにも工夫が凝らされています。